チョンカ

最近インドネシアの子供たちはだいたいスマートフォンのゲームをしています。スマートフォンがまだできていない時代に、子供たちはいったいどんなゲームをしましたか。その一つはチョンカと言います。
 チョンカはインドネシアの伝統的なゲームで、子供たちがよくしていたゲームです。由来はアフリカあるいはアラブとされています。インドネシアでチョンカは地域によって異なる名前で知られています。スマトラでは Congklak, ジャワではDhakon, セルベスではMakaotan と呼ばれています。
 このゲームは二人でするものです。必要な遊び道具は木あるいはプラスシックのボードと98の小石です。チョンカのボードは大穴が2つと小穴が14つあって、それぞれの小穴に7つの小石を埋めてから、ゲームが始まります。
ところが歴史によると、セルベスでチョンカは大切な人が亡くなった時しかされませんでした。他の時するのは禁止だそうです。中央ジャワでチョンカは季節を計算したり、田植えと収穫する時間を知ったり、未来を予想したりするためにされていました。
チョンカはただ子どもの遊びだと思いましたが、歴史的にはこんな話もありました。皆さんは他に子どもの遊びの歴史や由来を知っていますか。是非紹介してみてください。
(http://www.expat.or.id/info/congklak.html)


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コメント

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  2. セレベスのこと、初めて知りました。チョンカはただの子ども遊ぶじゃありませんね。

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