コーラック(Kolak)

コーラックは伝統的なジャワの料理です。コーラックの味は甘いです。コーラックの材料はバナナかイモとココナッツミルクとさとうです。コーラックを作るのに30分ぐらいかかります。
コーラックは普段ラマダンというイスラム教の断食月の時に作られます。昔コーラックは特別の目的のために作られました。それはジャワ島でイスラム教を広める目的です。どうしてコーラックはイスラム教を広めるために使われていたのでしょうか。
昔ジャワ島でイスラム教をよく知られていなかった時,イスラムの導帥たちがイスラム教を理解する方法を話し会いました。その時導帥たちはイスラム教を理解するツールとして食べ物が一番簡単で分かりやすい方法だと思いつきました。それでコーラックという食べ物を作って,食べ物の名前や具を通じてイスラム教を教えるようになりました。

コーラック[kolak]という名前の語源は[kholik]という言葉からです。[kholik]の意味はアッラーというイスラムの唯一神のことです。また,導帥たちはコーラックの具にも意味を付けました。[kepok] というコーラックによく入れたバナナ種類の名前は[kapok]というジャワ語をダジャレにして、バナナの意味を付けた[kapok] の意味は悪いことをもう繰り返さないという意味です。バナナ以外は、イモもよく具として使われていますが,イモは土の中でできましたから,[悪いことを埋める]という意味をつけました。ジャワ人がコーラックのような甘いものが好きですから,コーラックもイスラム教もジャワ島で広めるようになりました。
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コメント

  1. 伝道師がイスラム教を広めるために、料理とダジャレを利用したんですか。
    すばらしいアイディアですね。

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